活動内容
EYCのある江の島ヨットハーバーは、最寄駅徒歩圏で到着する日本でも希少なヨットハーバーであり、海にでれば富士山に見守られながら、北東には鎌倉、逗子、葉山の海岸線、南には大島、西には伊豆半島と、まさに美しく碧い相模湾を一望に見渡す大海原のなかでセーリングや家族・仲間との素敵な時間を過ごせる恵まれた環境にあります。
EYCでは、この恵まれた環境を活かして以下のテーマで活動を展開しています。
これらはいずれもEYC会員以外の皆様にも広くご参加いただいている活動になります。
皆様のご参加をお待ちしております。
国際親善ヨットレース大会をはじめ、ヨットレースとその文化を楽しむ
EYCでは毎年『ノルウェーフレンドシップヨットレース大会』(NFYR)を主催しています。この大会は、2001年に国賓として来日したノルウェーのハーラル五世国王を当時の天皇皇后両陛下が江の島ヨットハーバーにご案内されたことを記念して翌年にスタートした日本とノルウェーの友好親善ヨットレースです。以来毎年春の相模湾の大型レースとして、子供達のクラスからディンギークラス、大型キールボートのクラスまで、県内水域で活動する100艇近くのヨットが参加し、ノルウェー王国大使館寄贈のバイキングトロフィーを目指して競い合い、レース後は、ノルウェー大使も参加されノルウェー海産物を使ったお料理で盛大な表彰式パーティを楽しみ、両国の文化への理解と友好を深めています。
また毎年秋にはヤマザキビスケット㈱様賜杯の銀製トロフィー争奪『ルヴァン・カップ』を始め、月例レースの総合得点で年間優勝艇を決定する『EYCキールボートシリーズ』ヨットレースを開催しています。ヨットレースへの参加はもちろん、観戦やパーティの参加も大歓迎です。
EYC annually holds the Norwegian Friendship Yacht Race (NFYR). This competition is a friendly yacht race between Japan and Norway that started the following year to commemorate the invitation of Norway's King Harald V, who came to Japan as a state guest in 2001, to the Enoshima Yacht Harbor by their majesties the Emperor and Empress at the time. Since then, as a large-scale race in Sagami Bay every spring, nearly 100 yachts working in the prefecture's waters, from children's classes to dinghy classes and large keelboat classes, have competed for the Viking Trophy donated by the Embassy of the Kingdom of Norway, and after the race, the Norwegian Ambassador will also participate and enjoy a grand award ceremony party with dishes using Norwegian seafood, We are deepening our understanding and friendship with the cultures of our two countries.
セール・レーシングの楽しさをもっと身近に
EYCでは、(仮称)EYCディンギープログラムを計画中です。このシステムプログラムは、ディンギー各クラス、それぞれ楽しめる場を提供し、江の島の海でマーク回航のヨットレースを仲間と楽しみ、またアフターレースではクラスを超えて交流を図ることのできる企画です。日頃から近隣水域で活動していてスキルアップを目指したい方、EYCジュニアやヨットスクールを卒部した方、学生時代ヨット部で久しぶりに仲間とワンデザインのヨットレースを楽しみたい方々などなど・・・、ご自身の所有艇でも、あるいはEYCの提案するワンデザインのチャーター艇で参加して楽しむこともできます。またEYC提携のセーリングプロによるコーチングやクリニック・メニューもご用意する予定です。
『セール・レーシングの楽しさをもっと身近に!』計画が整い次第、あらためて発表させていただきます。
ヨットを通じたジュニア・ユース世代の教育・育成
1964東京五輪を終え欧米のヨット先進国に倣いジュニア世代からの育成が必要との観点から、EYCでは1965年に日本で初めてヨットのジュニア育成部門として『江の島ヨットクラブジュニア』を創設し、以来半世紀を超えて次世代の育成を続けています。
江の島ヨットクラブジュニアは、8才(小学校2年生)から19才(高校3年生)までの男女青少年がオプティミスト級(OP級)からレーザー級、420級まで総勢約50名(2020年8月現在)がヨットを通じて自立心や僚友精神のある人間形成を目的に活動し、これまでに600名以上のセーラ―を育成し、20名超のOP 級全日本チャンピオン、3名の五輪代表選手を輩出しています。
セーリングは生涯にわたって楽しむことができ、またセーリングをとおして仲間を増やせる素晴らしいスポーツです。青少年のころからセーリングや海が身近にあり、友に恵まれることが、どれほど人生を豊かにしてくれたか、江の島ヨットクラブジュニアの多くのOB・OG達が実感しています。
入部にご興味ある方はいつでも試乗、ご案内させていただきます。
地域貢献・観光振興の社会活動
EYCは地元自治体や地域団体が主催する祭りや健康、文化事業と連携し、地域貢献事業に取り組んでいます。具体的には『江の島天王祭の海上観覧艇運航』や逗子沖で開催される『湘南オープンウォータースイミングの海上運営』、湘南の宝石・江の島シーキャンドルライトアップの『湘南港係留艇のクリスマスイルミネーション装飾演出』を実施するとともに、片瀬小学校4年生の体験セーリング教室も行っています。
また、大型帆船『やまゆり』の活動と連携し、やまゆり乗船による江の島、相模湾の観光振興活動を支援していきます。
いずれの活動も神奈川県をはじめ関係する地域諸団体の皆様とご一緒に、一層の地元地域の発展・振興を目指しています。
趣旨にご賛同いただける仲間を大歓迎しています。