11月14日 ルヴァンカップが開催されました
2021 YBCルヴァンカップ、 ワンデザインレガッタwet・ドラゴンドラゴンクラスが開催されました
11月14日、エントリー総数18艇によるルヴァンカップが開催され、また同日ワンデザインレガッタシリーズwetaクラス、ドラゴンクラスも始まりました。レースについては、レース委員長の重田さんからお伝えします。
江の島の陸上では北寄りの微風状態で、レースの開催自体心配されました。
レース海面も330度方向から1m/s程度の風が観測され続ける中、着々と海上エントリーが行われ、参加艇もできるの??といった雰囲気が感じられます。
「絶対に南が入る」と海面を眺めるも気配はなく、時間だけが過ぎていきました。
予告信号の15分前、南の海面に変化が見られるも風は来ません。
いよいよ海上APを覚悟し、マークボートに風の確認を依頼したとき、そよっと南からの風を感じ、あとは時間との戦いです。
すぐに本部船を風に合わせて移動させレッコ。
完了はオレンジ掲揚の1分前。
その間もマークボートと連携し、スタートラインを作ります。
予告信号の直前、スタートピンが設置完了。
その頃には220度、5m/s程度に一気に風も入り、まだまだ上がる気配。
一方、参加艇の中には、あまりの展開の速さに、まだセールセットが完了していない艇も数艇あります。
スタートシーケンス中も風は上がり、220度安定、7m/sの風の中、定刻の10時にオールフェアで2021 YBC Levain cupがスタート!
先頭2艇は10秒前からラインギリギリを流し、ジャストでクローズホールドに。
これぞスタートといういいスタートを見せてくれました。
その後も風は上がる中、マークボートに乗り換え、艇団を追いかけるも相模3号ブイとの中間付近で既に先頭2艇(ハルの感じからoreos、CHAR CHAN?)は第二レグを猛進中。
この速さの展開では、フィニッシュラインの設定に危機感を覚え、点の様に見える艇団を後ろに見ながら江の島を目指します。
フィニッシュラインをセット完了した時には、数百mの所まで先頭艇が来ている状況でした。
スタートから1時間45分を切る、11時44分50秒、ファーストホームは昨年から参加して下さっております、葉山のGaia。
約5分遅れで昨年のチャンピオンのoreos。
約15分遅れで、CHAR CHAN、Maupitiと続きます。
風も14m/sとなり、江の島の南西風特有のうねりも大きくなる中、13時50分、ダブルハンドで参加されたPrincess Bay Ⅲがフィニッシュし、2021 Levain cupが終了しました。
微風のノーレース状態から想定以上に吹き上がった今回のレース、リタイヤ艇も4艇あり、サバイバルレースとなってしまいました。
運営に関しても時間ギリギリでの対応となり、ご迷惑をお掛けした事も、多々あると思います。
その様な中でも皆様のご協力により、レースが成立できた事、心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
表彰式では優勝艇Gaiaにルヴァンカップが授与されました。Gaiaの皆様、おめでとうございました!表彰式最後には、ヤマザキビスケット株式会社より協賛いただきました多数の商品を参加者の皆様にお持ち帰りいただきました。誠にありがとうございました。
次回は、12月12日(日)イルミネーションカップを予定しております。暮れゆく2021年に思いをはせつつ今年最後の大勝負を楽しみましょう。詳細はレース委員会サイトでご案内して参りますので奮ってご参加ください。