ENOSHIMA YACHT CLUB
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Attendant Letter No.3

関 一人さんインタビュー【前編】

皆さまこんにちは。
私は毎日ウォーキングなどしておりますが、朝晩秋の涼しさを感じます。気温変化など皆様体調には充分気をつけてくださいませ。
今回のアテンダントレターは夏に予定されていた東京オリンピックに関係する何かをと思い、江の島ヨットクラブ 理事であり、法人会員 トヨタ自動車東日本株式会社 セーリングチーム監督 関 一人さんにお話しを伺います。

関 一人さん
1975年9月11日生まれ
戦績:アテネオリンピックセーリング男子470級銅メダル(日本人男子初)
全日本470級選手権優勝(5回)トヨタ自動車東日本


こんにちは。私自身は、どのように関さんがセーリングに関わっていらしたのか全く存じあげませんので、今回お話しを伺うのを楽しみにしておりました。宜しくお願いします。
ヨットを始められた頃から教えてください。

関さん
はい。千葉県の出身で、幼稚園児の時に稲毛ヨットハーバーの近くに越してきました。
それから父がヨットに興味を持ち始め、ディンギーを習い始めました。


お父さんは昔からヨットに乗られていたわけでなく?

関さん
はい、そうです。
初めてディンギーを習い乗り始め、楽しそうに乗っている父とバーバー一緒にいくという事が楽しく、父と一緒にいたいのが理由で、千葉ヨットビルダーズクラブに2年生から入会しました。初めは、お父様達が作ったヨット(木艇)に乗るというクラブでした。


その木艇は自分の子の為でなく、皆さんつくるという事ですか?

関さん
はい、秋から春にかけて親が皆でつくり、夏から乗るというクラブです。私もご父兄が作ってくださった木艇に二年から乗りました。その時はヨットには興味がなく、父も私のヨット、レースについては全く何も言わず、ただ父についていくヨットが楽しくて、楽しくて、いう感じです。また、当時稲毛のお兄さん達が上手くなってきて、賑やかなクラブでお兄さんと遊ぶのが楽しかったのもとても覚えてます。


そのあと、FRP艇になってレースなどへの参加などはどのように?

関さん
FRPにのり、3.4年生ぐらいから前を走れるようになってから自然に楽しくなってきたのですが、4.5年生になると前を走れなくなって面白くなくなった時にちょうどまたタイミングよく父がwinner新艇を買ってくれたんです。


お父さまの作戦ですかね?

関さん
どうでしょうか、でも嬉しかったです。自分から欲しいとはいいませんでしたが、乗り始めてからはずっと船をどうしたい、こうしたいと父にお願いして直してもらいました。
海に出て、不満に感じた事、例えばフットベルトの調整など、、を直してもらい、新艇になり更に楽しくなりました。


その新艇でのレースなどはどうでしたか?

関さん
よく覚えているのは、
【逗子わんぱくヨットレース】初レースで、この時はエノジュニが全盛期(笑)で
一位は阪間俊文さん 現在、江の島ヨットクラブ理事
二位が私でした。
【op東日本@松島】
全レースリタイヤ。
こちらは、レースに出たくてレース海面に行くものの気持ち悪くなり、全レースリタイヤでした。
【関水連】ブービー賞です。


では、輝かしい実績を教えてください

関さん
あまりないのですが、輝かしい実績は、中1で横浜であったOP world にでました!


とても輝かしい実績です。

関さん
初めて決勝シリーズに出場したり、またその前にみんなで江の島で合宿をしました。
江の島ジュニアの艇庫に昔はベッドがあったのですよ。そこに泊まり、合宿をし、夜皆で抜け出してみたものの帰れなくなったのが楽しい思い出です。中3で全日本優勝して、op ワールド ポルトガル カスカイスに出る事ができました。レースは、全日程強風、高波、また夜七時スタートなど大変な思い出ですが、リタイヤせずに吐きながらハイクアウトしてました。


艇庫にベッドは初めてききましたが、楽しかったでしょうね!OPはルールで中3までになりますが、その後のヨットを考えだしたきっかけはなんですか?

関さん
中3のアジア大会にopの種目があり、出場した時に当時の関東自動車の470級選手がとてもかっこよく、小川監督に直談判しました。どうしたら関東自動車にはいれるかと。


それで監督は?

関さん
大学でろ!でした。
もう一つ話があり、ニュージーランドのコーチに誘われたのでニュージーランドにいく!と親に話しました。


それでお父様は?

関さん
高校でろ!でした。
それから高校に入り簡単に大学に行ける方法を考えて、日大付属土浦に入りました。
高校生から下宿、アパートで生活、ある意味最高の生活をしました。笑。朝、擬装にバーバーにいき、帰ってみなでアパートの部屋であつまり、ゲーム、カラオケ、帰りのホームルームでれば遅刻がつくのみ。高校一年はインターハイいけませんでしたが、2年、3年に出場。三年で優勝しました。


良い楽しい下宿時代でしたね!

関さん
ヨットだけでしたね。卒業できました、よい時代でした。
日大にそのままいき、ヨット部へ入り、部初の2年スキッパーでヨットに乗れました。
昔は、下級生がクルー、上級生がスキッパーという流れだったのが当時の監督、キャプテンがしっかり部員を考えてくれていたのだと思います。
先輩の山田真さんは本当に自由にやらせてくれました。
大学では470個人一位、団体一位、またアジア選手権二位という成績でした。

楽しいジュニア時代、お父様が本当にお好きだったのだと感じ、またしいられたわけでなく高校、大学とヨットを続けられた関さん、
念願の関東自動車に入社、その後の道のりは。。。次回に。

2020年9月20日
一般社団法人江の島ヨットクラブ
EYC Attendant 西村 由香

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