1月28日付 読売新聞神奈川版掲載 「ヨットの授業は海でこそ」
1月28日付読売新聞神奈川版に、江の島ヨットクラブ会員富田三和子氏(日本セーリング連盟副会長)の活動を紹介する記事が掲載されました。日本セーリング連盟は、藤沢市に対し小学校の授業で海上でのヨット体験を導入するよう要望しているとのこと、昨年のTOKYO2020セーリング競技の会場となった藤沢市では、小学生のセーリング熱も高まっており、富田氏は、「子供たちに海の雄大さや自然の素晴らしさをヨットを通じて感じてほしい。」と語っておられます。
ヨットの盛んな英仏では、セーリングが授業に組み込まれており、米国では水質検査等を通じて環境について考えるなど海との総合的なかかわりについて理解を深める場が提供されているようです。教育者であり選手経験の豊富な富田氏は、ヨットを学校に持ち込み、セーリングの素晴らしさを伝えてこられましたが、やはり海上で体験をさせてあげたいと強く願っておられます。この記事を読むと、「学校授業でセーリングは難しい」と思い込んでいる自分に気づかされます。 自然災害の多い日本では、ハードルも高いかもしれませんが、だからこそ自然の中で、セーリング体験をすることで、環境、安全について理解が深めることも意味のあることのように思いました。